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職種別自己PR作成のポイント
営業系に応募するときのポイント |
33歳分譲マンション・営業→不動産取引・営業
10年間、マンション営業に携わってきました。住まいという生涯にわたる商品の販売にあたっては、
大学卒業から知識やノウハウはもちろんですが、何より大切なのはお客様から好かれ、信頼されることでした。
私は(1)主に横浜エリアのファミリー向け住戸の販売を担当していましたが、
(2)お客様の信頼を得るために、まずは奥様の相談に乗ることを心がけていました。
また、(3)専門知識の習得も必要と感じ、宅地建物取引主任者の資格の他、マンション管理士の資格も取得しています。
税務に関しては社内マニュアルを作成した経験から、知識・ノウハウともに自信を持っています。
ポイント
営業職と言っても、扱う商品や顧客、営業方法などにはさまざまなバリエーションがある。
求められる経験や知識などもそれぞれに異なるが、
まずは(1)どんな商品やサービスを、どんな顧客にどういう手法で、どれだけ売ったか、具体的かつ体系的にアピールしたい。
また(2)「約束を守る」「顧客の立場にたつ」「誠実に対応する」という姿勢は重視されやすいので、
仕事を通じて心がけていることは的確に示すこと。
さらに(3)資格取得の実績など、自己啓発要素を加えることにより、意欲やチャレンジ精神を伝えよう。
事務系に応募するときのポイント |
27歳アパレル商社・事務→化粧品メーカー・事務
前職の専門商社では3年間、営業事務・一般事務に携わってまいりました。事務職は私ひとりだったため、
(1)顧客対応や資料作成はもちろんのこと、納品日調整のスケジュール管理、文書作成など、幅広く対応してきました。
(2)ワード・エクセルの他に、アクセスでのデータベース作成も可能です。
これまでの経験から、(3)事務職に最も必要だと感じていることは、自社のスタッフとお客様が円滑に取引を行えるよう、
業務をできる限り効率的に進めていくことです。
貴社に貢献しながら、さらにステップアップし、労務管理のエキスパートを目指したいと思っております。
ポイント
(1)事務職はこれまでの実績を数字で表現しづらいため、携わってきた仕事の業務範囲や内容をアピールしたい。
漠然と説明をしたのではキャリアのアピールにはならないので、どんな活動に関わったのかをしっかりと説明する必要がある。
また、(2)PCスキルや関連資格も忘れずに伝えるようにしよう。一番重要なのは、目の前の作業をただこなしていくのではなく、
(3)「何を目的に、どんなスタンスで仕事と向き合っていたか」を書くことで、仕事に対する考え方をしっかりと伝えること。
企画・マーケティング系に応募するときのポイント
32歳 WEB広告・マーケティング担当→食品メーカー・企画
前職では、インターネット広告会社の企画・マーケティング担当として、クライアント企業への販売促進・支援の提案を行ってきました。
(1)効果的な広告・販促展開のために、商品のセールスプロモーションの他、
ユーザーの意識調査の結果をベースとして、販促ツールの企画・開発に携わった経験もあり、間接的ではありますが、
(2)クライアント企業の業績アップに結びつけることができました。
この経験を活かし、今後はトータルな商品企画・開発の専門職として、貴社に貢献していけたらと考えています。
着実な成果と満足をご提供できるよう、目標を高く設定できるよう努力する所存です。
ポイント
企画・マーケティング職は、
(1)担当していたプロジェクトを例に挙げ、予算や役割、実績、それに課題となっていた状況がどう変わったかを伝えたい。
市場でのポジショニング、営業・販売戦略までのプランニングを説明することは、実力を示す上では有効だ。
自己PRは、ともすればアイデアの羅列になってしまうが、
その(2)企画が遂行された結果、どのような成果があったのかをアピールすることが重要だ。
技術系に応募するときのポイント |
30歳ソフトウェア開発・プログラマー→ソフトウェア開発・プロジェクトマネージャー
前職ではプログラマーとして、主に(1)法人向け業務アプリケーションの開発を担当していました。
具体的には、大手保険会社の入金管理システムや、出版社の顧客管理システムの開発、総務管理のデータベース整備などになります。
業務上使用していた言語は、(2)C、SQL、C++、PHPなどです。基本情報技術者資格については、取得しています。
また、社内のスキルアップ講習では、JAVAの講師を務めた経験もあり好評をいただきました。
仕事への意欲なら誰にも負けないと自負しており、顧客志向を誇る貴社においても、これまでの経験をフルに活かして、
(3)プロジェクトの主軸になりたいと思っています。
ポイント
これまでの経験やキャリアによって待遇も違ってくるので、
(1)専門分野と(2)技術レベル(使用ツールや資格など)を的確に伝えることがポイントとなる。
プロジェクトにおける自身の役割、開発に使用した機器などアピールするとともに、
(3)今後どのようなポジションを目指しているかも明記しておきたい。
クリエイティブ系に応募するときのポイント |
29歳編集プロダクション・デザイナー→編集プロダクション・ディレクター
子供の頃から絵を描くことが好きで、デザイナーとして、5年ほど雑誌や広告制作に携わってきました。
(1)2年前には、新聞広告において○○○優秀賞を受賞し、クライアントからも高い評価をいただきました。
仕事をする上で心がけていることは(2)ユーザーやクライアントの視点にたった、クオリティの高い制作物を実現することです。
DTP技術はもちろん、データ入力や画像処理、デザインレイアウトを担当してきましたので、
実務に関してはこれまでの経験を活かせると自負しています。
さらに業務の幅を広げるために、退職後、半年ですがスクールに通い、ディレクションや企画提案について学びました。
今後はより大きなフィールドで自分の力を試したいと思い、高い制作力を誇る貴社でスキルを磨き、貢献していきたいと願っております。
ポイント
(1)実力は作品や受賞歴でアピールするのが効果的。
実際に作品を添付することで技術や能力を示すことができる。
クリエイティブの仕事はよく自己満足系なものに陥りがちだが、「顧客の立場にたつ」というような
(2)ビジネスに関わるスタンスをしっかりと伝えよう。
また協調性が重視される傾向もあるので、ディレクション経験やプロジェクトメンバーの管理経験も重要なアピールポイントだ。
職種未経験の場合 |
26歳家電メーカー・広報→広告代理店・広告営業
前職では企画制作部に所属し、(1)新商品発表の際のプレスリリース全般を担当していました。
大規模なプロジェクトにSP担当として参加させていただく機会にも恵まれ、ここでの経験を貴社でも活かしたいと思っています。
退職後には(2)各種のセミナーや勉強会にも参加し、ますます転職の意志が固まりました。
スペシャリストとしてのキャリアを築いていくため、今後も怠ることなく、勉強は続けていくつもりです。
夢は3年後に(3)貴社の重要プロジェクトの中心となって活躍していることです。
これまで培った経験と人脈を活かし、日々、成長していきたいと考えています。
ポイント
まずは志望する職種に求められる適性があることを具体的にアピールしたい。
(1)前職で似たような業務を経験しているなら、それも伝えるべきだ。
(2)資格取得やスクール・趣味などで擬似体験したことも有効なアピールポイント。
そして何より重要なのは、やる気や熱意をいかに伝えるか。
単に「好き」とか「頑張る」というだけでなく、なぜその職種を志望し、(3)経験を積んだ後にどうなりたいのかをアピールしよう。
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